はろー!

みなさん、こんにちは。どうもお久しぶり。俺は元気です。

俺は今実家の富山に戻ってきてるんだけど、ご存知のとおりバイクの旅は続行中。今は一時静養中といったところかね。とりあえずこれまでの工程をおさらいしておこう。

8月11日 東京から水戸へ
8月12日 水戸から仙台へ 
 福島の道の駅のおっさんの訛りが激しく、長い話の中で聞き取れたのはおっさんが山形から来たということだけ。
8月13日 仙台から八戸に行きフェリーで苫小牧へ 
 走りがつらかったにもかかわらず二時間しか寝られず。
8月14日苫小牧から札幌へ

―札幌滞在―

8月21日 フェリーで苫小牧から新潟へその日は新しい友人の家でお世話になる。
8月22日 新潟から富山へ
ひどい雨で故郷は俺を迎えてくれた。洗い流せってことだったのかな?

っていうのがこれまでの旅の工程である。これまでの道中俺を泊めてくれた、細野さん、トモ、エリ、ナオちゃんに多謝。今の我が家である東京に着くまでが今回の旅だ。結論付けるのはまだ早いけど、今感じていることを少し。

俺はまだできるし、これで終わりじゃない。だが旅には埋没しない。絶対に。今回の旅で俺は幾つかの事にとりあえずの終止符を打った。道は枝別れ、またいつか交わる日まで俺は俺でなくちゃいけないし、そうありたい。俺は毎日排気ガスで顔がまっ黒になるまで走って、それを洗い流した。今回の旅はその行為がいろんな意味で象徴的だった。日に焼けて顔が黒くなり皮とともに、いろんなものが剥がれ落ちていくのがわかる。北海道の山の中で、夜中迷子になったとき見た月と、それを反射して輝きながら流れる川の美しさに強く胸を打たれた。それは誰も知らなくても存在する美しさだからだ。それは静かに存在する美しさというもののヒントを俺に教えてくれた。耳を澄まし目を閉じ光を感じながら、暗闇の中でも自分が明るいと思う勘だけを頼りに、たどり着くところに俺は行きたい。そこで会う日までアディオス!

たどり着いたらそこがスタートだ。