凛!

今日は気温はたいして高くないのにバイクに乗ってても寒くなかった。だんだん春が近づいてるのかね。
バイクといえばドライバーの皆さん運転荒すぎじゃねえか?びゅんびゅん飛ばすし、じゃんじゃん割り込んでくる。バイクも車も。バイクの皆さんはそりゃスイスイ行きゃいいけど、バイクっつっても流行りのビックスクーターにアレやられたらこっちは恐ろしくてかなわん。図体がでかい上に、たいていマフラーの音が馬鹿でかい。奴らがすぐ横とかズバーっと通るとかなりびっくりする。ビッグスクーターじゃなくてもバイク便の皆さんの運転もかなり荒い。乗りなれてるからしゃあないのかね?・・・とまあ、二年前には微塵も感じなかったことを思いながらバイク乗って走ってます。二年間のブランクがでかいのか、弱気になったのか、はたまた教習所でうんざりした「法規走行」とやらが俺の頭を支配しているのか(バイクで法規走行やったらおっかなくてかなわんよ)!?まあ、俺があのクレイジー・ホースを乗りこなすには時間がかかりそうだ。
今日はものすごい名盤を発見した。といっても、ロックを聴き込んでる奴には笑われそうだが、エルビス・コステロの『スパイク』だ。今日のテストが終わってメシ食ってなんとなく(まあ、最近はいつもなんだけど)部室に行って友達と話して、机の上においてあった誰かのCDケースの中にそれはあった。中身から推測すると持ち主は大体想像がつく。変な話だけど置き忘れてくれてどうもです。おかげでいいもん見つけました。と、まあ話は戻って「おっ、コステロか」と思って聴いてみると。非常に良い。中盤から後半にかけての展開というか、構成が素晴らしい。アイルランド風味とニューオーリンズ風味の曲たち。それらがコステリアン・ポップに乗っかる。かなりいい。と、思いまして、帰り道新宿に寄って中古で買いました。帰ってみてやっぱええなあ、なんて思って聴きながらクレジットを見るとまた驚きました。ドーナル・ラニィが!ダーティー・ダズン・ブラスバンドが!今は亡きデレク・ベルが!ダーティー・ダズン・ブラスバンドは俺がニューオーリンズブラスバンドを聞き始めの頃に知ったかなりのベテランブラスバンド。デレク・ベルはチーフタンズのハープ奏者。よりによっていいなと思って買ったアルバムに絡んでくるこのメンツはニクい。ニクすぎる!まあ、コステロのアルバムでアイリッシュと来ればなんとなく予想がつきそうだけど、あいにく俺はそんなに研ぎ澄まされたセンスは持っていない。とにかくすげぇー!と思った。
コステロのアルバムはDr.ムックにお誕生日祝いでもらったときも思ったときも思ったんだけど、いつも「こりゃすごい」と思う。でも、奴はたいていこっちから向かっていくとそっぽを向かれることが多い。なんというか、こっちが無意識で近づいていた場合にガツンと来ることが多い。なんて不思議なことだか。しかもこのアルバムは『ヴェロニカ』でポール・マッカートニーと共演してるからどうせ「売り」狙いなんだろ!?なんて、とてもバカな理由で避けたアルバムだ。ほんとバカな理由だ。こういう俺の「知ったかぶりの偏屈」はどうにかしたいと思う。まじで。キャッチミスの連発。ほんまに頭ん中に換気扇つけたほうがいいよ俺。いつから、物知りじいさんになったんだよお。なんも知らないくせによお。もうちょい手放しで毎日過ごす方法を探らなきゃな。でないとそつなくキャッチできないよ!
でも、嘆きは最近の俺に合わないんだな!ハッピーな日々に感謝!