過去と未来のブルースを今歌う。

テストをだいぶ消化して、残すところあと二つ。だいぶ気が楽になった。おそらく単位は来るでしょう。勉強はあまりしなかったけど、思いのほか書けたのでよしとする。俺が書けたっつったら書けたの。うん。
ようやく大学生にとって一番長い休みの春休みがもうすぐそこまで来ているんだけど、これといった予定も何もないので何か考えないとな。せっかくの休みをなんとなく過ごすのももったいない。バイトやっててもこれじゃ何のためにやってんのかわかんねえや。まあ、当面は借金返済のためではあるが。
借金にしても嫌な思い出にしても過去にしてもとにかく洗い流さなくちゃいけないと思うね。過去は消えないで自分の中に残り未来に繋がっているものとするというのはどこかに書いてあったんだけど、俺はもうちょい違う。過去とか嫌な思い出は俺にとって、リセットしたい対象ではあるが絶対に消えるもんじゃないとは思う。それを全て受け入れようとしたところで自分にとって違和感のある生き方になるのは嫌だ。そんなもん嘘っぽいしいんちきくさいやり方だ。つまり過去を全てリセットするのも、全て受け入れるのもどっちも俺にとって嘘臭いもの。人間はずっと嘘ついて生きていくもの。だから俺はこう思う。
嫌な思い出も、過去も明日のめに今日ゴシゴシ洗い流してそれでもこびりついて取れないものだけ明日に持っていく。どうしても残ってこびりついてしまうものは十年後も二十年後も俺に残っていてもかまわない。そのときもまだ昨日のことを洗い流そうとする俺がいるのならば。後ろ向きな俺がせめて少しでも前を向いて歩くための方法だ。こびりついたものがたくさん重なり合って古めかしい喫茶店の壁のようになるのなら俺は幸せである。
俺の夢と過去の思い出に捧げます。