この夏のベストヒッツ☆

いまさらになって気付いたことが一つある。
どこにいてもその街のレコードショップが気になり、すぐCDを買ってしまうということだ。しかもそれは、なんの脈絡もなく繰り返してしまう。持っているCDを買ってしまった経験がないのがいやらしい。持って「いた」CDを買うということがたまにあるのが嫌なところだ。とにかく集め方がビックリマンシールよりおそろしい。
というわけで今年の夏に新しく聞いたもので「これは!」というものを少し。
「ダニエル・ラノア関連作品」
ダニエル・ラノアの名前を知ったのは夏前に友人のジョニーさんと話に出てきたから。さらに秋葉氏に彼がプロデュースしたディランの『OH MERCY!』を薦められた。ニューオーリンズで感じた、行ってみないと分からなかった深いところから醸し出されるなんとも言えない感覚をなぜかこのアルバムに感じ取り(あとでいろいろ事情がわかりました)、「ディラーン!ダニー!」と叫びたくなるくらい興奮した。うれしくなって彼の今年の新作『BELLADONNA』とかまたまたディランの『TIME OUT OF MIND』とか買ったり、ネヴィルズの『YELLOW MOON』を聞いたりしてる。プロデューサーに熱狂するのは初めてだ。ダニエル・ラノアのクレジットがあるCDはぜんぶ聞きたい。でも、重要なのはおそらく彼が全てではないところだ。さらにミュージシャンだけが全てでもないと思わせるところだ。まだ聞いてる途中だけどほんと『OH MERCY!』は名盤。新作『BELLADONNA』は初めて自分を委ねることができたチルアウトミュージック。
『MUGEN』 サニーデイサービス
今年の夏のドライブでこのアルバムを聞いたら必ず海に向かっていた。
というわけでちょっとだけだけど以上です。