帰宅。

東京に戻りました。

昨日の夜、おかんの車の中に中学時代の吹奏楽コンクールの音源と合唱コンクールのときの音源があったので聞いてみた。車の中で聞いていたんだけど、自分のトロンボーンのへたくそさに閉口。リズム感と協調性に欠ける暴走気味の吹き方(自分のパートだからそれだと分かる)、はたして現在の人間性に照らし合わせて俺はそこから何が変わったのか?とにかく唖然。余談だけどその日おかんのおつかいで行ったスーパーには吹奏楽部の後輩の女の子がバイトしていた。

寝る前に合唱コンクールの音源を聞いた。ちなみに俺はそのとき、とある理由で自分のクラスの合唱を聞く側だった(もちろん参加はしていたが)。

「私たちの歌声はハートです」

ナレーターが喋るクラス紹介。第一声の恥ずかしいセリフは恐らくは俺が考えたやつだ・・・。
その曲でうちのクラスはこう歌っていた。

「夜明けの星を目指しているか?未知なる宇宙目指しているか?」

全クラス聞いたんだけど、この一行ほどグッと来るものはなかった。最優秀賞をとったクラスが歌った谷川俊太郎の「春に」はおそらく彼が富山に来たとき地域密着型ラーメンチェーンの8番ラーメンを食ったときの感想だ。「このきもちはなんだろう?」という詞が現在8番ラーメンの「なんでやろ?8番」というCMのキャッチコピーになったのは一部業界で有名な話(ウソ、谷川さんごめん)。そんなことを考えてしまうほど自分のクラスの歌った曲が圧倒的に良かったということ。当時のことはあんまり覚えてないけど、個人的にエクセレント選曲賞は自分のクラスだと思った。

何度も闇が訪れようとも、どれだけ知識を詰め込んでも、結局求めているのは「輝き」と「未知」なるドキドキ。