I LOST...

marginalmoon2004-12-25

今日見た夢に、ヒートウェイヴが出てきた。
大学で何かの授業が終わった後にいつもの音楽スタジオに行ってみるとなんと彼らがいた。夢の中だけど俺は本気で熱狂した。「何でこんなところにいるんだ!」と。演奏曲は全部聴いたこともないような曲ばっかやってた。機材は俺らがいつも使ってるもので、とくにPAを使っている様子もない。とてもチープなセットで彼らは演ってた。客はどこかのサークルが呼んだらしくそのサークルのメンバーばかりでそんなに多いとはいえなかった。で、終わったあとに速攻話しかけようとしたけど、彼らは演奏が終わると「飲むぞー!」といってどこかに消えていった。いつのまにか隣にいた柳川と学校の近くなのに屋台がいっぱいあるようなところ(大久保駅周辺の通りから中にはいったところにそれはあった)に行ってメシをパッと食った。そんで、なぜか夢の中で寝て、起きると自分のギターがないことに気がつく。「あっ、昨日メシ食った店だ!」と気付く。なぜか窓を見下ろせばその店が見えるような場所に住んでていた。窓の外の出っ張りには猫みたいに犬が丸まっていた。店に行くと「そんなもんないよ」と言われ、いや絶対ここのはずと思ってなぜか店の奥の家になっている部分まで忍び込んで探したけどない。奥の部屋もその上の部屋もない。そこでギターのケースを買った店の店員の言葉を思い出した。「いやあ、鍵かけても盗まれるときはケースごとっすよ!」。まさにその通り。だけど、俺の「店に忘れる」という不注意もあった。店の外に出て途方にくれているところで目が覚めた。
目が覚めて部屋のギターケースを見つけると本気で「えっ、夢?」と思った。一瞬の安堵感のあとに、何故か「ええ〜」っていう残念な気持ちが湧いてきた。たぶん学校でヒートウェイヴのライブがあってすごい身近な距離にも関わらず話せなかったことや、ギターをなくすなんていう、残念だけどある意味熱狂的な出来事が「夢」だったことに対する気持ちだろう。熱狂的なものに憧れを感じているということか。
この夢で俺はもうひとつのことを考えた。俺は現実でも「熱狂的なもの」を「夢」のなかに閉じ込めているんじゃねえか?慣れきった日常に満足しすぎているんじゃねえか?ギターは置物か?だって、自分のギターで熱狂的になることなんか最近ねえぞ。「ギターは女性のように扱え」なんて言い回しがあるけど、それじゃふられるんじゃねえか?マンネリ化必至。オオ怖い。
目覚めて、「ギターがあって良かった」なんて安心してる場合じゃないかも。

KEEP ON KEEPING ON!!